ファッション、服飾、インテリア、生活雑貨の仕入れや、起業のお手伝いをする日本橋横山町・馬喰町問屋街の地域団体のサイトです。

横山町商社“Shop 拝見”

  • HOME »
  • 横山町商社“Shop 拝見”

40代以降の高感度女性にオリジナル商品提案

10月からは本格的にネット卸もスタート

modest

 横山町奉仕会館1階のmodest(モデスト)は平成30年に開業した若い企業だ。河野芳輝社長は横山町問屋街の婦人服卸に13年間勤務して独立。主に40代以降の感度の高い女性を対象とした商品を販売する。「卸のセレクトショップ」(河野社長)と、国内や中国、韓国のメーカーからハイセンスで、リーズナブルな商品を発掘して仕入れている。

 一方で自社オリジナルの商品にも力を入れる。「別注も含めて商品の約6割が自社ブランドのタグを付けた商品」という。メーカーサンプルの一部を自社に合わせたデザインやカラーに変更したり、レースなどのデコレーションを加えたりするなど、取引先専門店が地域の競合店と差別化できる商品を打ち出す。現在、「モデスト」「ルテシヨ」「ハナツブキ」の3ブランドを販売している。

 この9月、同社は店舗の近隣にネット卸の拠点となるオフィスを開設。この秋冬物から本格的に稼働していく。「顧客の利便性を高め、広く全国に向けて発信することで顧客を拡大していくことが目的」で、当面は自社サイトと、さらに「スーパーデリバリー」(ラクーン)に出店してネット卸をスタートする。専任スタッフも採用した。

 ネット卸を始めるきっかけは今年に入っての新型コロナの感染拡大だ。外出自粛によって顧客が仕入れに訪れることができず、電話やメールでの商談だったが、レディス衣料の売り上げは8割ダウン。マスクの販売で急場を凌いだが、店舗だけでの営業に限界も感じた。河野社長一人で店舗とネット卸を両立するのは難しい。その時に「ネット卸の経験のあるスタッフと巡り会った」ことで一気にアクセルを踏んだ。新型コロナ禍による厳しい状況はまだまだ続く。その中でどんな一手を打つか。ネット卸によって同社や商品の知名度を高めていくことはその有効な手段だろう。店舗とネットをどのように両立していくか、今後の同社に注目したい。

●modest 東京都中央区日本橋横山町5-8 横山町奉仕会館1階 TEL&FAX  03-6264-8579

(2020.9.28)

◆創業100周年の『シモジマ』、戦後の成長は馬喰横山店から始まった

 横山町問屋街に仕入れに訪れる専門店にとって強い味方が「シモジマ馬喰横山店」だ。知らないショップオーナーはいない。地下1階から地上5階の売り場には商売を手助けしてくれるショッパーやレジ袋、文具や事務用品、着物の多当紙、スーツ用カバーなどもある。「手に入らない物はない」と言えるくらいの品揃えだ。扱う商品は紙製品や包装資材、店舗用品など約10万アイテム。馬喰横山店ではその中から約2万3000アイテムをセレクトし、名入れにも対応している。アプリ会員になれば様々な特典もある。

問屋街の成長を支えた

 シモジマ(本社東京、下島和光社長)は今年、創業100年を迎えた。1920年(大正9年)に包装用品問屋として創業。現在、連結の売上高は482億5400万円(2020年3月期)、全国に直営21店のほか、フランチャイズの「パッケージプラザ」を200店超展開している。自社工場を持ち、紙製品や化成品・包装資材は自社オリジナル。時代やトレンドに合わせて自在に商品を開発できるのが強みだ。

 馬喰横山店は戦後間もない47年(昭和22年)にシモジマ1号店として開業した。横山町問屋街では49年(昭和24年)に繊維品が統制解除になり、横山町大通り奉仕会(現横山町奉仕会)が約10年間のブランクを経て復活。以降、全国の小売店が訪れる日本で最大級の問屋街に成長した。同店は間違いなくその成長を支え、問屋街を訪れる小売店の大きな力となってきた。そして現在のシモジマの成長もこの馬喰横山店から始まった。

 

開業した当時の店舗(上)と現在のシモジマ馬喰横山店

店頭演出をサポート

 見所は年間20回のイベントを演出する商品の数々だ。歳末やお正月、雛祭りなど店頭やお買い物を楽しくしてくれるグッズを1階の売り場で特集している。これからの季節は10月31日のハロウィンや12月のクリスマスだ。店頭を楽しく演出し、お客様にプラスオンの楽しさを提供する。

 ハロウィンではカボチャのキャラクターをデザインしたチャームバッグやリボン、手軽なお買い物袋などコミカルでカワイイグッズを揃えている。クリスマスは年間でも最大のイベントだ。ショッパーなどはもとより、リボンやパッキン、シールやタグなどのプレゼント用のラッピンググッズが何でも揃う。「包装資材はコミュニケーションツール」と同社。店の個性と特徴をどう表現していくかでお客様の満足度は大きく異なってくるだろう。店頭表現の強い味方だ。

環境問題にも積極的

 この間、同社が進めてきたのが環境問題に対する取り組みだ。

 7月からレジ袋有料化が始まった。バイオマス成分(植物由来原料)が25%以上配合、厚みが50μ(ミクロン)以上がその対象外になる。馬喰横山店はこれまで無地、カラー含めて約200種類のレジ袋を販売してきたが、その3割をバイオマス原料製品に切り替えていく。また、厚さ50μ以上の袋に貼付できるシールも販売している。

 一方、新型コロナウイルスの感染拡大によって小売りや飲食店の商売は大きく変わった。ネットでの販売が伸び、配送用パッケージが大幅に伸びた。飲食店では営業できない期間にテイクアウトを行う店が増えた。馬喰横山店でも「飲食店のテイクアウト用容器が大きく伸びた」と言う。そこで提案しているのがエコ素材のパッケージ。自生する竹やトウモロコシなど土に還る植物由来の原料の容器を提案している。

 紙やプラスチックなど地球環境への負荷は大きく、それら商品を扱う企業として地球環境に配慮した姿勢を強く打ち出している。シモジマは時代とともに進化する企業だ。社会貢献を何よりも大事にしている。馬喰横山店は問屋街を訪れる人々に自社商品を通じてメッセージを送る。

(株)シモジマ馬喰横山店 東京都中央区日本橋横山町5-1  ☎03-3661-8355

(2020.8.26)

◆学校用品主力にオリジナル商品にも幅広く対応

(株)西村商店

 横山町奉仕会館3階の西村商店は、小学校で使われる防災頭巾、バッグやワイシャツなどの学校関連商品、レインコートやビニル製品を幅広く卸している。新型コロナの対応ではあまり出回っていなかった子供用の夏マスクをオリジナル開発。多くの全国の学校用品を扱う専門店が仕入れに訪れた。「時代を読み、その時々に専門店の皆様が望む商品を仕入れる。お取引先様に喜んでいただける商品をお届けしたい」が西村啓社長のポリシーだ。一定の数量がまとまれば、取引先のオリジナル商品を開発することもある。

 西村商店は1963年(昭和38年)に創業。西村永一氏がレインコートとビニル製品の専門商社を立ち上げた。量販店が各地にできた時代だったが、レインコートとビニル製品は量販店がフォローしにくい商品でもあり、専門店を中心に売り上げを伸ばしていった。東日本大震災のときなどは被災地で作業する人たちのレインコートがなかなか手に入らないこともあったが、同店から多くの商品を専門店に届けた。

 西村啓社長は2代目。大手建設会社のサラリーマンを経て、80年に先代の後を継いだ。学校用品を扱うようになったのは、現社長になってからのことだ。馬喰町や横山町で学校用品の専門商社が廃業したこともあり、景気の動向に左右されない学校用品へと商品の幅を広げた。現在では同店の主力分野になっている。

 今年は新型コロナに商売も翻弄された。全国の学校が休校になり、卒業式や入学式などの行事が取りやめになった。遠足や運動会、社会科見学なども中止が相次いだ。「子供たちにとってかわいそうな状況が続いている。早く以前のような楽しい学校生活を送ってほしい」と子供たちを思いやる。これまでは学校用品の繁忙期が終わると、西村社長は取引先を訪ねて地域や商売の話をしていたが、「それも今年はできなくなった」と言う。その表情はどこか寂しげだ。

んなことでも相談してください」と言う西村啓社長(左)と稲村健佑さん(通称健ちゃん)

(株)西村商店 東京都中央区日本橋横山町5-8 横山町奉仕会館3階 TEL.03-3661-5320

(2020.8.26)

◆店頭のタッチポイントに!多彩で手頃なバッグを凝縮

(有)ボルサ角萬

 1993年創業の鞄・バッグ専門卸、ボルサ角萬。「父が帽子専門卸のマンウさんから独立して創業した鞄卸の角萬商店が母体。こちらは兄が継ぎ、私は鞄よりもカジュアルな袋物=バッグに特化した店を出店したのです」と店主の永野誠さん。「ボルサ」はスペイン語で「袋物」の意、同社のルーツである帽子のボルサリーノも連想させる。時代ごとのトレンドや専門店の要望に対応しながら、財布などの雑貨、学童や婦人向けの帽子など関連商品も広げてきた。

、トート、リュック、キャリー、ポシェット、服や帽子も揃う第1売り場

 「バッグは長く、相応の質があって安い中国製の『千均』(上代1千円の商品)が主流でしたが、現地のコストアップで値上がり、今はいろんな価格帯の商品が動くようになりつつある」。ただ、天候不順や温暖化により籠バッグや起毛などを施した季節物が低迷し、通年物が動くも好みは多様化した。買いやすさをベースに、「いかに色や柄、素材、機能で変化を出すか」が課題と言う。第1売り場では上代1千〜2千円、第2売り場では卸値600〜800円を中心にフォーマルからカジュアルまで幅広く構成。多彩な品揃えで、専門店店頭のタッチポイントとなる手頃さが魅力だ。

 新型コロナ禍で主要取引先の店舗が休業になり、少なからず影響はあったが、「7月に入ってようやく戻ってきた」。レジ袋の有料化に伴うエコバッグ需要の増加も、客足回復の一つの要因だろう。コンパクトに畳め、広げるとレジ籠にすっぽり収まる大きさになるエコバッグは、保冷機能付きも揃い好評だ。売り場で得た顧客の声、メーカーとの連携で常に適品を幅広く揃え、専門店をサポートしている。

お買い得商品を集めた第2売り場。今、オススメはエコバッグ

(有)ボルサ角萬 東京都中央区日本橋横山町5-8 横山町奉仕会館1階 TEL.03-3661-5801

(2020.7.29)

子供服に専門特化、LINEを活用し、新たな販売方法にもトライ

東洋衣料(株)

 1954年の創業以来、「子供が喜ぶ服」「親が着せたくなる服」をテーマに、時代に応じたファションを提供してきた。現在は三代目の岡田雄志さんが切り盛りする。専門特化した現金問屋がほぼなくなった中で商売を持続しているポイントは、やはり商品力だろう。

1階ではトップスを中心に旬の商品を提案

 少子化にあるとはいえ、子供服は量販店やブランドも乱立し競合が激しい。なかでも「一番のライバルはメルカリ」と言う。 子供の成長とともに着られなくなった服を必要とする人へ循環させ、家計にも寄与する仕組みが普及した中で、いかに「買いたい」と感じてもらえる品揃えを実現していくか。キーを握るのが売り場のスタッフだ。素材やデザイン、買いやすい価格にこだわり、トレンドを反映した商品をベビー、トドラー、ジュニアの各担当が仕入れ、今、専門店にとって鮮度の高い商品を日々充実させている。

 売れ続けているのが女児服ブランド「エンジェルラブ」。肩レースなどフェミニンさもある可愛らしいチュールスカートなどは、入荷すると完売する。装飾性のあるものからスポーティーなものまで幅広く揃う「ドーリーリボン」も人気。男児向けでは「マイルドクラブ」「トムキャット」などのボトムが定番的に動く。

ベビーやボトムスの定番を集積した2階の売り場

 一方、伝え方も工夫する。自社サイトのほか、LINEによる発信に力を入れている。売り場の画像をタイムラインに載せ、専門店はメールや電話などで注文するという流れ。商品単体ではなく今の売り場の画像を送信することで、専門店が実際の売り場にいるように気になった商品を仕入れられる。わかりやすさが好評という。ただ、LINEは同店を利用したことのある専門店とのコミュニティーのため、新規開拓に向けてより広がりが期待できる発信を考えていきたいとしている。

●東洋衣料(株) 東京都中央区日本橋横山町6-12 TEL.03-3661-6103

(2020.6.25)

 

◆セット売りは横山町でココだけ。薄利多売を貫き、専門店をサポート

(株)トーヨー

 婦人衣料の総合問屋として「薄利多売」をモットーに現金商売に徹してきた。トーヨーの歴史は明治後期に遡る。長野の安曇野で庄屋を営んでいた西沢郷社長の曾祖父が上京し、中央区入船で金物屋を開業。その後、馬喰町で布団屋を営み、洋装の広がりに機をみて1942年に横山町で現在の業態に転換し、52年に布帛トーヨーとして法人化した。

 「昔も今も、いつお客様がみえてもお買い得品が満載」という姿勢で、洋品専門店のニーズに対応してきた。特にセット売りは好評で、横山町で今も継続しているのはトーヨーのみとなっている。「最近はセット枚数も減少傾向だが、一緒に1枚でも仕入れたいと感じる品揃えも充実させている」と言う。よく動くのがパンツで、デニム製でウエスト回りも楽にはけるタイプが人気。また、小売店が上代800〜1000円で提案するパンツの特価品は根強い支持があり、特に脚をすらりと見せるレギンス系は定番になっている。

 売り場は1〜4階で展開していたが、より選びやすくと今年1月、1〜2階に集約した。1階ではアウターやボトムを幅広く、2階ではパンツや肌着、靴下などを商品群ごとに提案している。商品は20年ほど前から中国と韓国での仕入れを始め、品揃えの90%を占める。時々のニーズに応じて自主企画にも取り組む。海外製以外の洋服や肌着などは日本製で、売り場スタッフが仕入れ、要望へのタイムリーな対応を図っている。

 「専門店は大手にはできないきめ細かな接客、サービスが価値。新型コロナ禍で大変な時期だが、商品面はもとより情報提供も含め、できる限りサポートしたい」とする。

(株)トーヨー 東京都中央区日本橋横山町6-13 TEL.03-3663-9141

(2020.5.27)

◆ファッションとしての帽子にこだわり、流行を追わずスタンダードを追求

(株)マンウ

 帽子の専門卸として1918年に創業、初代永野卯八が「万卯商店」の屋号で商いを始めた。横山町を拠点にしたのは21年のこと。帽子需要の増加を捉え、蜂が向かい合う独自のマーク「日の出向蜂」を付けた商品で、中国や韓国、台湾、東南アジアへも販路を拡大した。戦後、三代目が現金問屋として再興。永野浩さんがバトンをつなぎ、68年に法人化、マンウに改称し現在に至っている。

 品揃えは婦人・紳士はもとより、学校向けや作業用まで総合的に取り扱い、サイズ展開も専門卸として充実させている。「最近はブランド重視ではなく、買いやすい価格で質の良い商品を求める傾向が強まった」と永野社長。その中でニーズは細分化が進んだが、中折れ帽は通年で動き、シルクハットやダービーハット、パナマ、カンカン帽など多彩な定番を持つ。帽子専門店や洋品店、呉服店、学童帽を扱う文具店など販路は多様で、衣裳としての引き合いも多い。ネット卸は今後進める予定だが、遠方の顧客がサイトを見て注文するケースが「毎日ある」と言う。

 一貫してきたのが「ファッションとしての帽子を提案する」こと。しかし流行は追わず、飽きのこないスタイルを追求する。自社ブランド「EDHAT(エドハット)」は象徴的だ。「スタンダード、シンプル、ベーシック」をコンセプトに、可能な限り国内生産で基本に忠実かつ正統なクオリティーを作り込む。約20年間でアイテムを拡充し、商品構成の約30%を占める。特に中折れ、カンカン帽、ハンチングは人気を継続する定番商品となっている。

(株)マンウ 東京都中央区日本橋横山町5-7 TEL.03-3661-5033

(2020.4.27)

祭り用品・和装小物の幅と専門性が魅力。独自商品、別注での1点対応も

丸三繊商(株)

 丸三繊商の創業は明治32(1899)年。栃木県で糸商として始まり、呉服店に転換し横山町に移って祭り用品と和装小物を軸とした卸売業になった。半纏や鯉口シャツ、ゆかた、甚平、帯、肌着、足袋、手拭い……ひと口に祭り用品と言っても、その種類は多岐にわたり、関連商品も求められる。特化した中で必要な物が一式でいつでも揃い、老舗ならではの専門性を備えた対応で、全国の呉服や作業着、雑貨などの専門店、地方卸など多様な販路を開拓してきた。

 その品揃えの魅力を高めているのが、オリジナル商品だ。長年の仕入先の生産背景を生かし、約3割を自主商品で構成している。鯉口シャツは、生地目が細かく滑らかで上質な綿素材「特岡」に注染でオリジナル柄を染め、縫製したもの。新柄を毎年投入し、常時約30柄を揃えるほか、別注にも1点から対応している。小物では、和装にも洋装にも合う竹製の取っ手付き信玄袋が好評で、1点から製作が可能。仕入れ品の履き物も、一般的な足袋や雪駄はもとより、竹表に滑りにくいタイヤゴム張りの坪下り雪駄や、衝撃を吸収するエアインソールと一体化したシューズ型足袋など選択肢が豊富だ。地方創生を目的に各地で祭りの活性化やイベント化が進む中で、定番商品から個別対応までカバーする幅と奥行きは同社の強みだろう。全取扱商品を掲載したカタログも制作し、お客様に案内している。

 最近では既存の販路に加え、ネット販売業者も増えた。またOEMに絞り込んだ見本市にも出展し、飲食店や旅館などの制服需要の開拓にも注力する。

丸三繊商(株) 東京都中央区日本橋横山町5-4 TEL.03-3661-7300

(2020.3.25)

婦人パンツに特化した広く深い品揃え。物作り機能を生かし、多様なニーズ対応

丸田産業(株)東京支店

 丸田産業は愛媛に本社を置くレディスパンツ専業の製造卸。東京支店は関東を中心とする卸の拠点として、30年以上にわたり展開している。ミセス・シルバー層を主対象に、さまざまなブティックや催事販売業者など幅広い卸し先の要望に対応してきた。「パンツを履くことで外に出るのが楽しくなるような商品を揃えるよう心掛けている」と、阿部祐一支店長は話す。

 品揃えはオリジナルが50%、国内外からのセレクトが50%で構成。フリーパンツを軸に、ストレート、ワイド、スリム、スポーティーなどアイテムの多様性はもとより、カラーやシルエット、素材、サイズ(S〜6L)、さらに価格もメーカー機能を備えた専業ならではのきめ細かなバリエーションで、タイムリーな提案・対応を可能にしている。従来とは異なる今時のシルバー層の好みや感性を捉えた若めのデザインも好評。最近ではワイドパンツが好調を続けるほか、伸縮性の高いデニムパンツ、スポーティーパンツなどが動いている。1月下旬からは、話題のカーブパンツ、豊富なカラー展開のスリムパンツや定番パンツを順次入荷予定。

 ニーズの個性化が進む中で、とくに重視しているのが小売店からの要望だ。売り場で受けた「声」を本社と共有することで商品企画に生かし、次シーズンの需要を捉えていく。昨年からは海外(中国・韓国)での商品企画・仕入れも本格化し、より多様なニーズへの対応を狙う。このような商品力を広く訴求し来店を促すため、今年に入ってインスタグラムをリニューアルし、新たな卸し先の開拓に取り組む。

丸田産業(株)東京支店 東京都中央区日本橋横山町2-3 TEL.03-3662-7581

(2020.1.29)

日本製、高品質・中価格にこだわり、「ミセス服のど真ん中」で新スタイル提案

(株)ニューいちやま

 シニア層を主対象に婦人服を展開するニューいちやま。「ミセス服のど真ん中のニーズに対応し、新たなスタイルを提案する」と、低価格傾向が続く中で高品質・中価格に徹し、ジャケット、コート、ブラウス、チュニック、パンツなど幅広く揃えている。分野も対象も絞り込んだ中でのモノの多様性が持ち味だ。

 その軸が「メイド・イン・ジャパン」の商品群。実に品揃えの9割が日本製という。メーカーによる表示だけでなく、同社が保証する商品であることを表す「峰」マークも付け、品質の確かさを表明している。このこだわりにより、卸先はブティックや量販店など業態も規模も多岐にわたる。

 様々な取引先の要望や、小売りの現場も回って収集した情報をもとに変化を捉え、顧客が求めるスタイルに相応しい素材、色柄、シルエット、機能などを備えた商品を同社の目利きで仕入れる。全体的に品の良い柔らかな色が基調だが、今冬物ではダーク系も増やした。「絞り込んでも、お客様が欲しい品を欠かさないことを大切にしたい」としている。

(株)ニューいちやま 東京都中央区横山町8-14 TEL.03・3666・4646

(2019.10.30)

 

フェミニンを軸にレディスに特化。魅力「高感度「高品質「トップモード

内藤商事㈱リラレーヌ

 内藤商事は1931年に創業し、手芸用品の卸販売とアパレル事業「リラレーヌ」を軸に商いを営んできた。アパレルではレディスに特化し、フェミニンテーストを基調に4フロアで充実したラインナップを展開。ブティックや専門店を中心に卸している。

 1階はカットソーとニットを幅広く揃える。2階は、より個性的なボトム、カットソー、ニット。3階はトレンドを押さえたジャケット、コート、カットソーなど。4階にはベーシックで品質重視のジャケット、コート、ブラウスが揃う。一貫するのが「高感度」「高品質」「トップモード」のポリシーだ。「商品力と適切なお客様サポート力が強み」と阿部烈店長。各フロアのバイヤーが、産地メーカーと築いてきたパイプと、日々の販売で得た情報を背景に仕入れた商品を集約。2週間刻みの品揃え展開で売り場の鮮度を高め、「いつ来ても売り上げに貢献できる品揃え」に徹している。

 尾州産地と取り組んだウールガーゼウェアなど、日本製にもこだわる。今秋は滑らかな肌触りで伸縮性に優れ、シワになりにくいアクアスーティングジャージ(ポリエステル90、ポリウレタン10%)のジャケットが売れ筋。同素材のワイドパンツとのセットアップも好評だ。

内藤商事㈱リラレーヌ 東京都中央区東日本橋3-13-1 TEL.03-3663-6872

(2019.9.27)

 

得意分野に特化、品揃えは幅広く。洋品店の多様なニーズに対応

(有)アクロス

 婦人服卸のアクロスは、ミセスを対象に、異なる品揃えの3店を横山町で展開している。アンジェリーナはシックエレガンス、アドマーニマックスはスポーティーカジュアルとダンス向けウェア、ロックスは13〜19号のビッグサイズ商品。韓国や中国などでオリジナルを含む多彩な商品を企画・仕入れし、洋品店チャネルに販売している。

 商店街などの洋品店自体が減少し、店主の高齢化も進んでいるが、「新しいもの」へのニーズは常にあり、多様化しているという。これに対応し、小ロット・売り切り型の企画や買い付けでトレンドを押さえた商品を揃え、売り場に落とし込んでいる。ニットやチュニック、アンサンブル、プリント物を中心に、シンプルなものから柄やデザインにこだわったもの、さらに素材感やサイズのバリエーションなど、「得意なものに特化した中での幅広い品揃えとリーズナブル性」が持ち味だ。

 ロックス店の3階にはショールームも設ける。別注にも対応し、チェーン店や仲間卸、通販など、それぞれの顧客ニーズに沿ってMDをサポートしている。

アクロスLOX

(有)アクロス 東京都中央区日本橋横山町6-15 TEL.03-3639-0838

(2019.8.7)

 

現場の声を商品化、旬のコーデをいち早く

(有)セレクション

 婦人服の企画・製造卸、セレクション(本社・大阪)は、フロアごとのブランド展開が特徴だ。

 2階は同社のメインブランド「ブリリアント」で、モードを中心としたデザインもの。3階は生地や縫製にこだわった上質ラインの「each(イーチ)」。コーディネートでカジュアルにもセミフォーマルにも楽しめる。4階は中国の市場で買い付けた個性的なデザインの「chouchou(シュシュ)」、5階は自社ブランド「エコノミコ」と「イノセント」のケース売りのショールーム、1階はグループ会社「SKYpink(スカイピンク)」を展開する。

 主対象はヤングからミセスだが、例えばイーチはトレンドを押さえつつ痩せて見えるシルエットの商品が好評。ミセスだけではなく、幅広く二世代でも着れるアイテムが充実している。スタッフが捉えた顧客の声を商品化。旬のニーズを反映した商品のいち早い投入を可能にしている。8月下旬からコートも投入。早期展開でこだわり層に訴求する。

(有)セレクション 東京都中央区東日本橋3-10-9 03-3667-0896

(2019.7.11)

 

 

 

PAGETOP
Copyright © 横山町奉仕会 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.