問屋街活性化委員会は産学連携事業の一環として、文化服装学院生のインターンシップを8月21日から9月1日まで実施。2名の学生が問屋街商社3社で2週間にわたり就業体験を行いました。
学生を受け入れた商社は(株)上田嘉一朗商店日東タオル(株)(株)トーヨー。問屋街としてのインターンシップの受け入れは今回がはじめてです。

 初日の8月21日は奉仕会館会議室でオリエンテーション。上田哲司・産学連携委員長が進行役をつとめ、宮入正英会長・問屋街活性化委員会会長が「いいこと、つらいこと、何でも話し合ってほしい。皆親切に教えてくれます」と挨拶。相川浩・同副会長、小沢正彦・西沢郷産学連携副委員長、鳥山貴弘・平塚雅英産学連携委員も参加し、学生の自己紹介、注意説明などを行い、受け入れ商社へ向かいました。

 8月28日には、文化服装学院を卒業後、東日本橋のインキュベーション施設「徳祥ビル」にアトリエを構え、アパレルブランド「リーズ」を展開する古畑直哉氏と徳光綾さんから1時間ほど話しを聞く機会も設けました。

 最終日の9月1日には、インターンシップで学んだことの発表会とまとめを奉仕会館で開催。宮入会長、相川副会長をはじめ、学生受け入れ商社でもある上田委員長、西沢副委員長、鳥山委員が見守る中、学生2人が発表を行いました。

 インターンシップ1週目を日東タオル(株)、2週目を(株)トーヨーで行ったファッション工芸専門課程ファッションテキスタイル科3年の郭雷さんは、日東タオル(株)では、同社のオリジナル商品「①パチッとタオルのギフト2本入れをつくる」、「②店頭階段に陳列し、POPその他と共にして店頭販売ができるようにする」、「③学んだことをパワーポイントで説明できる資料をつくる」ことを目標に設定。研修を通して、仕事への意識、自分の欠点・弱点、人間関係の構築を学んだと話しました。

 研修1週目を(株)上田嘉一朗商店、2週目を(株)トーヨーで行った服装科1年の堀美怜さんは、(株)上田嘉一朗商店では製造、売場、和雑貨の店頭ディスプレイ、生産(検針、梱包など)の仕事を経験し、「素早く確実に仕事をすることが大事。丁寧だけではいけないことを学んだ」と話しました。

 また、2人が2週目に共に研修を行った(株)トーヨーでは、接客、メーカーとの商談、商品ディスプレイを経験。ふたりそれぞれがボディに装着した秋の婦人服のコーディネイト作品を会場に持ち込み、そのテーマとポイントを解説しました。

 堀さんは発表の最後に「進路を考える上でも大切な力になった」と話し、受け入れた問屋側からも、学生2人に対し、「スタッフの刺激になった。発表も素晴らしかった」、「ここでの研修を心に留めて、忘れずに頑張って欲しい」との感想や激励がおくられました。

 

9月1日の発表会の模様。写真下左から問屋街活性化委員会・上田産学連携委員長、宮入会長、相川副会長。写真上左から西沢副委員長、堀さん、郭さん、鳥山委員。