●次代に向けた勉強会を開始 「実践」前提にワークショップ

問屋街活性化委員会

 横山町奉仕会と東京問屋連盟で組織する問屋街活性化委員会(宮入正英会長)は9月9日、横山町奉仕会館のサローネ・ウーノで新たな勉強会をスタートさせた。前年度までは「問屋の生き残り」を中心テーマとした講演主体の勉強会を行ってきたが、今年度は「実践」を前提としたワークショップ形式を採用。明治大学の岡田浩一・大学院経営学研究科長がガイドし、1回90分・全5回で構成する。

 初回は6社が参加し、問屋街や自社の分析を行った。岡田氏は、「問題」を客観的に把握し、「課題」を明らかにすることの重要性を説明。課題も、何にとっての課題か、課題の本質は何か、課題に取り組んで何が解決されるのかを具体的にし、「だからこれをやる」という解決策を見出すことの意味を強調した。その方法として「SWOT分析」に取り組んだ。

 SWOTとは、

・強み(Strength)

・弱み(Weakness)

・機会(Opportunity)

・脅威Threat)

の頭文字からなる造語。この4点についてKJ法で問題を抽出していく。その分析を、Customer(消費者)、Company(自社)、Competitor(競合)の3Cを意識しながら行った。

●問屋街商社を対象にキャッシュレス決済の説明会開催

 消費増税を控えた8月、みずほ銀行とUCカードが横山町問屋街の商社を対象にキャッシュレス決済「J-Coin Pay(ジェイ・コイン・ペイ)」の説明会を開いた。商社の担当者、約30人が参加した。

 「J-Coin Pay」は今年3月にスタートしたキャッシュレス決済で、「LINE PAY」(LINE)や「PAYPAY」(yahoo)と同じチャージ型といわれるもの。端末を利用し、スマホに表示されたQRコードを読み取って支払う。みずほ銀行と提携する全国の銀行の口座保有者にも開放している。横山町問屋街の各商社は企業や専門店が顧客で、導入には時間がかかりそうだが、みずほ銀行とUCカードの2社は「コスト削減やデータを活用した新ビジネスの創造が可能」としている。