⌘トップスは薄手の羽織物、パンツはデザインの幅広げる⌘

丸太屋 7階婦人衣料☎03・5687・6115 5階パンツ☎03・5687・6116

 丸太屋はこの夏商戦、「お出かけ需要があり、ブラウスやジャケットなど羽織物が好調」に推移した。コロナの第7波が気になるが、その動向に注意しながらも、イベントや旅行などの制限がなく、「この秋冬物にも期待している」という。

 売り場への秋物商品投入は8月の頭を予定しており、冬物は9月後半からスタートする。

 7階の婦人衣料では薄手のブラウスやジャケット、コートなどを先行する。「ミセスでも若い女性に人気の肩を落としたドロップショルダーやサイズ大きめの商品」を強化しており、よりファッショナプルなスタイリングを提案する。デニムやストレッチ、冬物ではスウェードなどが中心で、ダウンジャケットなどとともににコート類の品揃えを厚くする。

 5階のパンツでは定番のストレッチの楽々パンツのほか、ワイドパンツが拡大して定着してきた一方で、「バルーンやサルエル調が出始めている」という。デザインや素材のバリエーションを広げた品揃えで提案を強化していく予定だ。冬物は9月後半から裏起毛や暖か素材の商品を充実させる。同社では「秋物に関しては価格の上昇も懸念される。早めの仕入れをお勧めしている」としている。

 

長袖カットソーを先行、冬物はウールの高級ラインも展示

宮入 1階☎03・3663・5221 2階☎03・3663・5222

 宮入は6月から7月にかけての夏商戦が好調に推移した。一部値上がり商品や仕入れ困難な商品はあったものの、「売れ筋商品をしっかりと手配してお客様に提供できた」としている。今月19日から「新作秋物プレ展示会」として各メーカーのサンプルを展示。好調に受注につなげている。展示会ではカットソーやブラウスのほか、ウールやモヘアなど高級素材のジャケットなども提案している。

 秋冬物は8月のお盆明けから本格化する。

 1階売り場のイチオシは「インターアクション」を使った国産のカットソー。発熱・ソフトタッチ素材で、「マイクロアクリル」(東レ)の柔らかさとレーヨンの光沢感やしなやかさが特徴だ。カラーバリエーションも豊富に揃えた。冬物は10月にミドルゲージ、ローゲージのニットセーターを投入する。

 2階売り場はプリントブラウスやカットソー、長袖の羽織物を先行する。秋色の落ち着いたカラーとデザインが特徴で、幅広いバリエーションを揃えている。冬物は9月に投入する予定だ。ダウンや中綿のベストから始まり、ジャケットやコートへと移行していく。

 パンツは定番品のほか、昨年大ヒットしたダウンパンツが今年も順調に受注を伸ばしている。同社では「しっかりと売れ筋をとらえてご提案していきたい」としている。

 

 

⌘旅行需要に期待。新商品でお客様は動く⌘

青柳☎03・3663・9221

 一時的に減少したコロナの新規感染者数は、ここにきて全国的に増加しています。重症化する割合が少ないといわれていますが、毎日、テレビで報道される数字を見て、外出を控えている方々も多いのではないでしょうか。弊社も東京のお取引先様は商品を仕入れに訪れますが、地方のお客様はまだまだ東京に出て仕入れることを恐れているように思います。その中でも旅行需要は高まっています。旅行会社の予約が好調だと報じられていました。多くの人が移動して、観光地を訪れる。ここに期待したいと思っています。

 秋冬物は8月のお盆明けから店頭に投入する予定です。ただ、今年の夏は暑さが長引くと予想されており、当面は夏物と初秋物の二本立てでお客様にご提案していきたいと考えています。ジャケットやベストなどのアイテムが中心となります。専門店の皆様は在庫だけではなく、新しい商品を店頭に導入していくことが売り上げを伸ばしていくことになります。皆様に満足していただける商品をご提供していきたいと思っています。(青柳茂社長)

 

 

「マックス」営業再開。新商品を週3回投入

 この夏商戦では、GW(ゴールデンウィーク)前後から比較的好調に商品が動き、6月末の高温で多くの専門店の皆様が商品を仕入れに店舗を訪れました。

 夏物は当初の計画通り、7月末で終了し、8月1日から秋物を投入していきます。初秋物を皮切りに順次、晩秋、冬物の商品を厚くしていきます。 

 ミセス向けのアンジェリーナはアンサンブルを中心に、ベストやインナーなどの商品がお薦めです。ロックスはビッグサイズで、カットソーなどを販売します。ただ、メーカーでの生産が少なく、売れ筋であっても追加が難しい状況ですから、早め、早めの仕入れをお勧めします。

 8月1日から約2年ぶりにマックスの営業を再開いたします。お客様からの要望が多く、スポーツカジュアルテーストに加えて、ダンス用衣料を販売します。ダンスやカラオケ、コーラスなどの活動が再開し、イベントも復活しています。コロナ禍で販売できなかった商品を揃えて、皆様のご来店をお待ちしています。 (坂井啓祐社長)

 

 

 

オススメはオリジナルの「七五三被布セット」

上田嘉一朗商店 ☎03・3663・2511

 コロナが減少傾向にあったときには浴衣の別注が入るなど、一昨年、昨年と比較して少し盛り返しました。ただ、ここにきてメーカーでも生地や部材などが不足して、安定的に商品を供給することができるか、少し不安な部分があります。

 コロナの感染者が拡大傾向にありますが、結婚式などが徐々に開かれるようになり、花火大会や地域の祭りなどが復活してきました。浴衣や和装小物の需要が増えてくるのではないかと期待しています。

 秋冬物はお盆明けに徐々に商品を充実させて、9月からは本格的な品揃えをしていく予定です。今年は特に七五三衣装に力を入れます。オリジナルで開発した「七五三被布セット」(写真)はお取引先の評判も良く、すでに予約が入っている状況です。また、コートや綿入半天、お正月向けの干支商品なども充実させていきます。弊社のネット卸「ウエダウェブ」はほぼ全ての商品が掲載されていますので、カタログ代わりに見ていただけるほか、ネットでもご注文いただけます。ご活用いただければと思います。(上田謙一郎取締役)

 

 

秋はジャケットやベスト、冬物は9月に販売開始

ザ・センバ3(レディースほりかわ) ☎03・3666・5272

 コロナの感染拡大が気になりますが、昨年と比べてイベントなどが復活し、旅行など多くの人が外出する機会が増えていくでしょう。

 昨年の秋商戦は、インナー中心の商品展開でしたが、今年はアウターで使用するカーディガンやベストを中心に品揃えしていく予定です。

 秋物は8月初旬から投入していきます。エンボス加工しているものやジャカード系素材を求めているお取引先様が多く、無地を基調としてワンポイントの柄やデザインを付けているものを充実させていきます。ジャカード系前開きジャケット(写真)やチュニックベストなどの商品を揃えていきます。

 その一方で、冬物は早めて9月に売り場に投入する計画です。秋物は展開期間が年々、短くなっています。すでに秋物商品を飛ばして、ニットや裏パイルのレギンスなどの注文も入り始めています。冬物は型数を絞りながら新鮮な商品で回転率を上げていくことを目指していきます。いつも新しい商品を店頭で販売していますので、是非、ご来店ください。

(坂田守弘東京支店長)

 

 

 

♫「大人かわいい」デザインアイテムに注目♫

ジェル村上(村上シャツ工業) ☎03・3661・6735

 夏物の仕入れでは、コロナ感染者の減少傾向や行動制限の緩和もあって、多くの専門店様にいらしていただきました。このところの感染者増はありますが、感染対策をした上で旅行やコンサートにお出かけになる方も増えていると伺います。

 秋冬物はそのようなお出かけや日常着にも対応できるよう、幅広い年代に向け、多彩なデザインの商品を展開していく予定です。

 商品はお盆明けから本格的に店頭に投入していきます。人気のフリルやティアードをさりげなく取り入れた「大人かわいい」デザインのブラウスや日常にも便利な柔らかい着心地の素材に注目していただきたいと思っています。また今、若い世代にもベストのコーディネートが人気です。素材は布帛、かぎ針編みやニット、デザインもロングやショート、ボタン付き、ファスナー付き、ブラウスとのアンサンブルなどの商品が入荷する予定です。大人気のベストも是非、ご覧いただければと思います。

 コロナ禍で厳しい状況は続きますが、1枚でも気に入っていただける商品をご提供できるように努力していきます。 (宇山啓子店長)

 

 

多様化するお客様に満足してもらう商品提供

杉田商店 ☎03・3661・7396

 消費者を見ていると、「守る(護る)ファッション」という意識が広がっているのではないかと感じています。衣料によって自分の個性を表現するのではなく、周囲の人からどう見られるか、「自分が傷つくことから守る」。商品の値上げによって苦しくなる生活から「懐を守る」。コロナの感染拡大、世界情勢、ネット社会などさまざまな要素が影響しているのでしょう。

 秋物はお盆明けから徐々に商品を増やして、10月からは冬物にシフトしていきます。このところの売れ筋は羽織物で、秋物のスタートでは、タフタフード付きのベストやブルゾン、ナイロンワッシャーフード付きベスト、ゴム地両ポケのベストやカーディガンがオススメです。商品の値上げが続きますが、可能な限り、リーズナブルな価格でご提供していきます。

 お客様の好みは多様化しています。専門店様の先にいるお客様に受け入れられるカラー、満足していただける品揃えをしていきたいと考えています。杉田順一社長

 

秋物・冬物の早期発注をメルマガで受付中

丹波屋 ☎03・3661・2111

 このところの傾向ですが、消費者はご自分のものにお金を使うようになりました。食への関心が高まり、この夏は食器やこだわりの食材などが活発に動きました。一方でファッション衣料や小物も好調を持続しています。実売期の夏物商品に加えて、秋物を徐々に差し込んでいきます。

 雑貨では秋から冬にかけて8月から順次、来年のカレンダーやダイヤリー、クリスマスギフト、お正月向けの縁起物商品、雛祭りやバレンタインデーの商品を売り場で販売していく予定です。来年は卯年で、かわいいウサギをモチーフにした商品もバラエティー豊かに揃えていきます。

 また、弊社では会員登録していただいたお取引様に毎週、メルマガ(メールマガジン)をお送りしています。旬の商品はもちろん、先行して検討できる商品のほか、仕入れの裏話や商品の詳細など、メルマガでしか得られない情報を見ることができます。また、秋物・冬物の予約も受付中です。会員登録していただき、是非、活用していただければと思っています。(川畑真知子部長)